2021年JFNカレンダー3月特集ページ

3月8日はミモザの日!!

モコモコ・ふわふわのミモザをたっぷりと束ねました。

やわらかな色合いのラナンキュラスやアスチルベに。水色で少しスパイスを効かせて。

ゴールドのラッピングはナチュラルな花束に意外にもぴったりで、華やかさを添えてくれています。

3月の暖かくなり始めた日差しに、きっと映えると思います。ミモザの日のプレゼントとしてはもちろん、出会いや別れのシーズンでもあるこの3月に、季節感たっぷりのこの花束を楽しんでもらいたいです。

デザイナーズブーケ ミモザのブーケ

2021年JFNカレンダー3月に掲載のミモザの花束です。

(有)花の安達日香園(大分市)新井 哲生氏がプロデュースした商品です。

13,750円(税込み)

ご購入はこちら

デザイナー紹介

新井 哲生(TETHUO ARAI)
(有)花の安達日香園 代表

1976年生まれ。大分県大分市出身。大正15年創業の花屋の家に生まれる
京都市にて華道家元、池坊御用達の花屋で修行のちに家元御用掛を勤める
大阪市の花屋などで経営などを学び、家業を継ぐために大分に戻る
2020年(令和2年)9月より家業4代目を継承

賞歴
ジャパンフラワーネットワーク全国技術選手権大会 技術部門最優秀賞 農林水産大臣賞
ジャパンフラワーネットワーク全国技術選手権大会 装飾部門最優秀賞 厚生労働大臣賞(2大会連続受賞)
ハウステンボスワールドフラワーコンテスト 薔薇の装飾部門 最優秀賞第1位
お花をとおして、すべての人に笑顔を届けていきたい!そんな想いで毎日お花と向き合っています。


 

3月のコラム

近年大人気のミモザ。実は間違ってつけられてしまった名前だって知っていますか?本当の名前は?

3月花材
オジギソウ

A.アカシア

近年大人気のミモザ。実は間違ってつけられてしまった名前だって知っていますか?
本当の名前は?

「アカシア」です!
ではなぜ「アカシア」が「ミモザ」になったのでしょう?

それは、「イギリス人が間違えたから!」(笑)

所説ありますが、今となっては誰が間違えてしまったのかわかりません。それだけ世界各地で「ミモザ」として親しまれるお花となりました。
「ミモザアカシア」と呼ばれていたものが、うしろの「アカシア」だけとれてしまった…とか、そもそも「ミモザ」と間違えてしまった…とか。

「ミモザと間違えてしまった?」
「ミモザ…」

「ミモザ(mimosa)」って言うのは、「ミモス(mimos)」という古代ギリシャの大衆演芸を言います。古代ギリシャのエンターテイメントで軽業、声色、ものまね、パントマイム劇などで、日本で言うところの「寄席」のようなものです。
そして、ミモザというのは、ミモスという大衆演芸に出演する人と似ている動きをする葉っぱをつけた植物をさします。その植物とは、葉を触るとパタパタパタと閉じる「オジギソウ」の事です。

「オジギソウ」に葉っぱが似ていることから、冒頭でお答えしましたとおり、「アカシア」のことを間違えて「ミモザ」と呼んでしまった様なのです。

以来、「アカシア」は「ミモザ」と呼ばれるようになりました。
本当の名前は「アカシア」なのに。
「アカシア」「ミモザ」「ミモザアカシア」などいろんな呼び方をされています。
しかし、「ミモザ」が「アカシア」の愛称となり、世界中で親しまれています。
今回はそんな「ミモザ」のお話です。

「アカシアa.k.a.ミモザ」 ※a.k.a.=also known as

「アカシア」とはマメ科の常緑高低木で何と!世界中に1350種ほどあるそうです
我々が日常的に知っているアカシアはせいぜい5、6種。
園芸的に流通しているのでもざっくり20種類程度かな。
フサアカシア、銀葉アカシア・・・など。
(アカシア蜂蜜でお馴染みのニセアカシアはこれまた違う植物です)
おおよそ1350種うち、オーストラリアでは、なんと1000種あるのですから、驚きです!
それ以外にはアフリカ大陸の南、南アメリカ大陸などに分布するようです。

面倒臭いので以後「アカシアa.k.aミモザ」は単に「ミモザ」とします。
文章書いているこちらも、読んでいる皆さんも訳が分からなくなりそうなので。

近年大人気の「ミモザ」はクリスマス時期も流通し、花が咲いていなくても葉だけで楽しむこともできるようになってきました。
そのままドライフラワーでも楽しめるので、リースやスワッグなどの材料としても注目されています。

そして、ミモザというと、春に特別な日があります。

毎年3月8日は国際婦人デーです。
ヨーロッパでは「ミモザ」を贈る日として有名です。
「ミモザ(=黄色い小さなフワフワポンポンの咲く)」をお世話になっている女性や親しい女性などに贈るのが習わしです。
ミモザを贈るのは彼女や恋人だけではありません。
堅苦しい言い回しは無しにして女性に感謝する日なのです。

ヨーロッパでは国際婦人デーなのですが、実はアメリカ原住民のインディアンの間では若い男女が愛の告白に使ったと言う伝説があるそうです。花言葉には「秘密の恋」という言葉があります。インディアンに聞いたわけではないのですが、ひっそりと愛を告白するとか、なんだか切ない恋の物語がありそうですね。

可愛らしいフワフワの小さなポンポンが咲くミモザ。
春の晴れた青空にキラキラ輝くように咲くお花は、
仕事で頑張っている女性に、育児で頑張っている女性に、何かにチャレンジしている女性に。
それだけではなく、苦境に立ってる女性に、思い悩んでる女性にも。
どんな女性にも、気持ちを込めて贈る。
そうミモザの花のように元気でキラキラ輝く人生を送れるように
世界中の女性に励まし、敬い、そして感謝。
「ミモザの日」はそんな素敵な日なのです!
あ、本当は「アカシア」という植物なんですが…(笑)

 

3月のおすすめのフラワーギフト

ポエム
ハートフルラブ
バルーンチューリップ

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